こちらは中学部の生徒さん4人のインタビュー。1年生は小学部から上がった生徒さんと、中学受験を経験した生徒さんの両方からお話を聞くことが出来ました。
約半年かけた公演に向けての準備で、大変だったところを教えてください。
難しかったのは、動きに慣れてしまって上達しなくなることや、舞台を広く使うことが出来ずに動きが小さくまとまってしまいがちになるところで、一緒に踊るアンサンブルとの差を出すことも心がけました。先輩や卒業生の指導を受けたり、映像などを見て研究していました。自分では、何がきっかけということありませんが、練習を重ねるうちにいつの間にか「良くなったよ」と言われるようになった感じでした。
演者は基本的に高1ですが、中3でキャストに入ることへのプレッシャーはありませんでしたか?
責任は感じましたが、3年生でもう一人キャストに入った子とも助け合い、うまく対応していけたと思います。
公演を終えての感想を教えてください。
初日にはやはり緊張感もありましたが、二日目は思い切ってやりきることが出来ました。夏休みは9時から16時まで練習して、みんなで作り上げてきたので、一体感と達成感はとても大きかったです。
入学する前と、入ってからの印象の違いはどんなところですか?
入学する前は、暖かい雰囲気の学校だと思っていました。両親もそういう点を気に入って勧めてくれましたし、自分もクリスマス礼拝などでそういう印象を持っていました。実際に入学してみると、良い意味でさっぱりした人が多くて、女の子特有のゴタゴタが起こることが少ないと感じています。
受験の時のことを教えてください。
面接では、2名の女性の先生でした。少し緊張していたけど、優しく聞いてくれる感じで、楽しくお話できました。筆記試験では、英和は算数が独特なのでしっかり対策をしました。解き方はもちろん、時間の配分や、どの問題を取るかの選別を出来るように準備していました。
入学後の学校の勉強について教えてください。
英語は初学だったので、入学時には英語を学んできた小学部生との差がありました。でも、先生にも質問しやすいし、同級生にも相談できるので、ついていけない苦しさなどはありません。現在、英語はJ PREPにも通塾しています。英語に限らず、わからないところがあれば同級生と教えあうことも出来ます。宿題には1日20分くらいかかる量で、他に準備や復習を含めると3〜40分くらいはかけています。
授業以外の活動や、英和の特徴はどんなところだと思いますか?
部活はスキー部で、活動が週1なので、部活と学業の両立について考えるというほどのことはありません。今は課外教室のピアノ科も取っています。他にも日本舞踊やYWCA、ディアコニアなど、色々な経験をしたり、先輩と話すことのできる機会が豊富に用意されているところが、英和の良いところだと思います。
中学部から入ってくる子には、どんなイメージを持っていましたか?
頭良さそうなイメージで、どんな子が来るんだろう、って楽しみにしていました。中学部に入ってからは、人数も中学部からの子の方が多いし、わからないことなどは社交的な子が慣れるまでアシストする感じで、すぐに打ち解けました。
学校の勉強について、どんなことを気をつけると良いですか?
勉強はわからないところは聞きに行く、そのままにしないことが大事です。
学校で、好きな場所を教えてください。
教室です。一番長い時間を過ごす場所で、落ち着くし楽しい。友達ができやすい学校だと思います。
中学部から入ってくる子には、どんなイメージを持っていましたか?
私も小5からの編入でどうだろうと心配したし、中学部で入ってくる子とも、どうなるのかなと思ったけど、壁はありません。自然に声もかけて、打ち解けていく雰囲気です。
学校の勉強について教えてください。
私は数学がとにかく苦手で、授業はなかなかついていけないことがあり、チューターにお世話になっています。チューターの卒業生(大学生)から自分だけに教えてもらう時は、面白くて楽しく、わかるようになります。水曜日の放課後、1時間半教わります。
部活動について教えてください。
部活で大変なのは、先輩とのミーティングです。先輩も優しいけど、やっぱり最上級生(高校2年生)の先輩とお話する時は緊張します。楓祭の金曜日は雨だったので練習試合などはなく、土曜日の迷路は頑張りました。
※ チューターは10年ほど前から今の中学部長提案で始まった、英和の卒業生に個別に指導してもらう制度です。成績が良くなかった子の指名制で、次の定期テストまで。平日のチューターは週1で、近隣大学に通っている卒業生が来てくれます。夏休みなどの長期休みには、教師経験のある卒業生や退職した教員も含めたチューターが3〜4日間、一日中付きっきりで教えてくれるそうです。