学習指導と受験体制

中1と中3では、一学期の中間テストはなくプレテストになります。1年生は学校に慣れるため、3年生は中高一貫部と総合部が合流することへの配慮です。総合部は小学校から12年を4年で区切り、その3つ目の段階で一貫部と合流します。3年生の春には進級合宿があり、ここで総合部の生徒との交流を深め、スムーズにクラスを融合させていくそうです。

学習にはオリジナル教材を用い、すぐに教え過ぎずヒントを与えることを心掛けた教育。定期テストで一定水準に到達しないと、昼休みや放課後に補習を受け、基礎の抜けがないようにフォローしていくそうです。学期ごとに面談もあり、行事の後のアンケートや授業アンケートの結果も先生方でシェアするなど、生徒の声を授業や指導に反映させていく取り組みも積極的におこなっています。

夏期講習

夏期講習

また、夏期・冬期講習もあり、費用は60分360円と格安。1〜4年生は7/22〜7/26まで、5・6年生は8月3日まで。1年生は英数国の講習があるそうです。講習ではプログラミングや解剖実習なども選択可能。

4年の進路・学習を考える会、5年の受験勉強法を考える会と6年の合格体験を聴く会では、それぞれ卒業生を招いて先輩の体験を聴くことで、進路について深く考え、実践的な勉強法も教わる機会があります。同じルートを通った多くの卒業生が協力してくれることも特徴的ですね。5年で文系、理系、医系にコースが分かれ、医系では卒業生の若手医師との座談会などもあります。

進路・学習を考える会 座談会(4年)

進路・学習を考える会 座談会(4年)

進路については6年生では教頭が全員と面談して、学校として受験をバックアップ。今年は中高一貫部364名の卒業生から、東大11名、国立医学部にも10名の現役合格者を輩出、国公立93名で4人に1人以上は現役国公立。早慶上理は184名、GMARCHは208名という実績を挙げていて、6年後の進学目標は東大30名、国公立医学部20名、ほか国公立100名、早慶100名を掲げています。

6年生では春に勉強合宿があり、4日間で90分21コマを消化します。基本的に独習で私語禁止、ホール外で休憩中に先生に質問することは可能ですが、黙々と全員で朝から晩までひたすら勉強することで、受験に向けた意識に切り替え。

勉強合宿(6年)

勉強合宿(6年)

受験に向けた勉強は、塾なしで特別講座は全部取る子も多いそう。通塾する子は少なく、主に英語のフォローなどで東進の自習や駅前の栄光などの利用が多く、5年で辞めて6年からは学校の特別講座に専念したり。6年生では平日は毎日19時まで特別講座があり、無料のスクールバスで下校できます。20:50の最終まで自習して、ほぼ一日中学校中心に受験勉強に取り組む子も多いようです。

変わったところでは、高校進学時の外部受験。筑駒、開成をはじめとする5校には、受験して不合格の場合でも高校一貫部に進学することが出来る外部進学制度があります。大学進学実績を考えれば手放したくない学力の高い生徒だと思いますが、脅しに使うことなく挑戦させてくれる学校の姿勢が見えるようですね。

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